上砂川町の概要

更新日:2021年04月09日

(1)地勢

 上砂川町は道央空知管内のほぼ中央に位置し、歌志内市、砂川市、奈井江町、芦別市と境を接しています。
東部は重畳たる夕張山脈が南北に走り、次第に西方に傾斜しながら、石狩平野に連なっています。辺毛山に源を発し、西流して石狩川にそそぐパンケウタシナイ川が町の北部を貫流して大きな沢をつくっており、本町はその沢沿いにある集落と、南東の山岳地帯で形成されています。
気候は南北の山が強風をさえぎり、温暖で降雪量も比較的少なく、住み良い恵まれた自然環境にあるといえます。

(2)沿革

 明治20年に上砂川炭田が発見され、その後、明治32年に福井県鶉村から来た開拓者・山内甚之助氏他8名によって、この地に鍬が入れられたのが発祥です。
大正3年には石炭社である三井鉱山株式会社が起業し、以来炭鉱の町として発展し、昭和24年には当時の砂川町、歌志内町の一部を分割して「上砂川町」が誕生しました。
その後、出炭量も増加し、昭和27年には最大人口の32,103人を数えましたが、エネルギー革命の急速な進行により昭和62年7月に閉山となり、73年の炭鉱の歴史に幕を閉じました。

(3)町名の由来

 母町である砂川は、アイヌ語で「オタウシナイ」で「オタ」は砂、「ウシ」は多い、「ナイ」は川という意味から砂川と命名され、砂川の上流にあることから「上砂川」と決定し、分町によって「上砂川町」と命名されました。

(4)町章の由来

 菱形は炭鉱を象徴する黒ダイヤを表わし、三個の平行四辺形は川を意味しています。考案者は笹谷政一氏(元三井砂川鉱業所勤務)でした。

三個の平行四辺形を組み合わせた菱形の町章

(5)町花・町木

昭和54年2月に制定

町花であるシバサクラを上から撮影した写真。ピンク色の小さな花が集まり、写真いっぱいに広がっている。
町木であるハルニレを地面から撮影した写真。緑の葉を付けた大樹が、空に向かって伸びている。

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