役場新庁舎開庁にあたってのご挨拶
本日は、上砂川町の新たなランドマークとなる役場新庁舎の開庁あたりご挨拶申し上げます。
さて、旧役場本館は、昭和31年に建設され、町民の皆さまに親しまれながら65年もの永きににわたり、本町の行政機能の中核として、そして本町の基幹産業であった石炭産業の盛衰、その後のまちづくりを見守りながら、その役割を担ってまいりました。
しかしながら、近年は老朽化や耐震性といった重要な課題もあり、役場本庁舎建設を計画し、令和元年7月に着工し、予定通り本年3月に竣工となり、本日、新庁舎での業務を開始することとなりました。
新庁舎は、庁舎中央部分を全面ガラス張りとなっており、明るい庁舎となっておりますし、すべての来庁者が利用しやすいバリアフリーやプライバシーへの配慮やSDGsの理念を踏まえ環境に配慮した設計となっておりますし、有事にあっては、最大震度にも耐えうる耐震性を有し、非常用発電機やテレビ会議システムなどを備えた「災害時に強い防災拠点となる庁舎」として町民の安全・安心を支えてまいります。
また、庁舎西側1階には、北門信用金庫上砂川支店も併設され、町民の皆さんの利便性が高まったつくりになっております。
本日、開庁できますことは、町民の皆さまをはじめ、関係機関や設計、施工事業者各位のご理解並びに多大なるご支援・ご協力の賜物と、改めて深く感謝申し上げます。
本年度は、本庁舎と繋がっております役場東館の改修事業、旧役場本館の取り壊し、その跡地の外構整備で全ての事業が完了となり、グランドオープンは本年11月下旬を予定しておりますので、引き続きご協力をお願い申し上げます。
本日はプレオープンとなっておりますが、この立派な庁舎において、それに相応しい質の高い行政サービスの提供はもとより、これまで以上に愛される役場を目指し、未だコロナ禍の出口が見通せない中ではありますが、全職員と一丸となり「ゆめと希望に満ちた輝くまちの創生」の実現に向けての町政運営に邁進してまいりますので、今後ともご高配を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、本町の未来永劫限りない発展と、町民の皆さまの平和と安寧をご祈念申し上げ、あいさつといたします。
令和3年5月6日
上砂川町長 奥山光一
テープカット
奥山町長挨拶
開庁セレモニーの様子
更新日:2021年05月06日