旧 上砂川駅(悲別駅)

更新日:2021年04月01日

旧 上砂川駅(悲別駅)

 「函館本線の唯一の支線」として石炭・乗客の輸送を行い、上砂川町発展の原動力となった「上砂川線」は、石炭の輸送手段として大正8年に前身の三井専用鉄道として開設されました。
 その上砂川側の終点「上砂川駅」付近には、着荷場(ちゃっかば)や選炭機(せんたんき)などの炭鉱施設が隣接され、石炭輸送の拠点として上砂川の発展を支えました。時は流れ、炭鉱施設が醸し出す独特の雰囲気から、上砂川駅は映画やテレビドラマのロケ地となり、有名な作品の舞台として、時には重要なシーンの撮影場所に選ばれました。
 駅舎は、平成6年に上砂川線が廃止になった後に現在の場所に移設されましたが、テレビドラマ「昨日、悲別で」(昭和59年放送)の舞台となった架空の町「悲別」の多くが上砂川町で撮影され、その駅(悲別駅)として上砂川駅が使われたことから、時刻表や改札などをそのまま残し、ロケ当時の写真などを展示しています。

展示の詳細
開場期間 4月上旬〜11月中旬
開場時間 午前9時〜午後5時
休館日 なし

外観

青い屋根が特徴の悲別駅外観の写真

汽車

悲別駅の後ろにある歴史を感じる汽車の写真

展示物

パネルに貼られた悲別駅舎内の展示物の写真
青い扉が特徴的な悲別駅舎内の展示物の写真

この記事に関するお問い合わせ先

企画課 産業振興係
電話番号:0125-62-2223
〒073-0292
北海道空知郡上砂川町字上砂川町40番地10