旧 上砂川駅(悲別駅)

「函館本線の唯一の支線」として石炭・乗客の輸送を行い、上砂川町発展の原動力となった「上砂川線」は、石炭の輸送手段として大正8年に前身の三井専用鉄道として開設されました。
その上砂川側の終点「上砂川駅」付近には、着荷場(ちゃっかば)や選炭機(せんたんき)などの炭鉱施設が隣接され、石炭輸送の拠点として上砂川の発展を支えました。時は流れ、炭鉱施設が醸し出す独特の雰囲気から、上砂川駅は映画やテレビドラマのロケ地となり、有名な作品の舞台として、時には重要なシーンの撮影場所に選ばれました。
駅舎は、平成6年に上砂川線が廃止になった後に現在の場所に移設されましたが、テレビドラマ「昨日、悲別で」(昭和59年放送)の舞台となった架空の町「悲別」の多くが上砂川町で撮影され、その駅(悲別駅)として上砂川駅が使われたことから、時刻表や改札などをそのまま残し、ロケ当時の写真などを展示しています。
開館期間 | 5月〜10月 |
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開館時間 |
平日 :午前9時〜午後5時 土、日、祝日:午前9時~午後4時 |
休館日 | 11月~4月 |
外観

青い屋根が特徴の悲別駅外観の写真 拡大画像 (JPEG: 4.9KB)
汽車

悲別駅の後ろにある歴史を感じる汽車の写真 拡大画像 (JPEG: 5.3KB)
展示物

パネルに貼られた悲別駅舎内の展示物の写真 拡大画像 (JPEG: 5.4KB)

この記事に関するお問い合わせ先
企画課 産業振興係
電話番号:0125-62-2223
〒073-0292
北海道空知郡上砂川町字上砂川町40番地10
更新日:2025年05月30日